こんにちは!
10月に入り肌寒い日が増えてきました
すっかり秋ですね!石田美穂です。
さて、昨今動画メディアはスマートフォンやタブレットといったデバイスの普及によって
生活者により身近なものになり、今日では
マーケティングやブランディング戦略に動画を活用する企業が圧倒的に増えています。
動画はテキストや静止画像と比べ
圧倒的な表現力があり、豊富な情報量を瞬時に伝えることが可能で、
ときには短い文章で表現するより映像や音楽を使ったイメージとして伝えた方が
受け手の意識へ浸透しやすい場合も多くあります。
ビジネスで使用する動画制作の場合、
わずかな映像のクオリティの差が大きな成果の違いへつながるため
制作会社へ外注するのが一般的、かつ効率のいい近道です。
外注するメリットとしては、プロダクトを作っている側の目線ではなく
お客様目線の訴求ポイントを探れること。
また、社内で内製を試みるよりも時間やコスト面で効率的であったり、
動画制作会社ならではの斬新な手法や動画そのもののクオリティが期待できます。
では、そういった動画制作の料金相場と、外注する際に気をつけるべきポイントとは
どういったものなのでしょうか?
動画制作の料金相場とは?
動画制作の料金相場ははっきり言ってしまえば制作会社によってピンキリで
同じ目的で使用する動画を作る場合でも、ある制作会社が20万円で請け負うとき
別の制作会社に頼むと100万円を超えるというよう場合もあることでしょう。
しかし、20万円で請け負う会社が極端に安いわけでも、
100万円を提示した会社が必ずしも高いというわけでもありません。
それぞれ金額に含む作業工程が異なるために予算に大きな開きが生じているものと推測されます。
動画制作は、企画の発案、構成や台本作り、撮影、音楽やナレーション録り、編集、修正、
と様々な行程と要素が複雑に入り組んでおり
内容に関してもキャストのありなし、ナレーションのありなし、CGやアニメーションのありなし等それぞれどの程度のクオリティーにするかによっても費用は大きく異なります。ですので、それなりのクオリティーの動画を制作するにはある程度コストがかかると考えておく必要があるでしょう。
表現や品質へのこだわりが高ければ、その分コストも高くなります。
その上で発注側の予算を考慮しながら適切なディレクションができる制作会社を選ぶことが重要になってきます。
外注する際に気をつけるべき注意点
動画制作の目的、期待する効果やターゲットを明確に伝えておく
①誰に②何を伝えることで③何を成し遂げたいかの明確な指標ははっきりとさせておきましょう。
何を目的に動画を制作し、それによってどのような効果を上げることを目標としているのか、
どのような人たちにアプローチすることを狙っているのか。
動画制作を外注する時は、担当者と目標を共有することがとても重要です。
制作中にも進行状況に応じて、希望する動画の内容に沿っているかを
頻繁に確認するようにしましょう。
制作内容の企画・発案、シナリオの考案など0から任せられる担当者であるか
動画にはストーリー性を持たせることも重要なポイントです。
コンセプトやメッセージだけでは広告色が強い動画になりすぎてしまい
期待する効果が発揮されないどころか不快感をも与えかねません。
その点、起承転結がある動画は、次の展開を期待させ見る人を飽きさせず
最後まで視聴してもらえるのです。
しかしそういったプランニングや構成を素人が固めるのは難しかったり、
ただ漠然と「動画があれば伝わるのではないか?」という期待だけは抱いているものの
ストーリー設計に必要な5W3Hが揃っていないことがあります。そういった時に
お客様目線でクライアントの意図を汲み取り、
的確にゴールに導くことができる経験と実績のある担当者に出会えるかが何より重要で、
担当者の能力と熱意が動画制作の成否に直結するといっても過言ではありません。
全体のストーリーを設計してくれる制作会社とその担当者であれば、
動画の制作工程全てを通じて親身に事業の発展を考えて行動してくれることでしょう。
そのため制作内容の企画・発案、シナリオの考案など担当者にどこまで任せることができるのか、
事前に確認しておくことが非常に重要になります。
イメージの共有で失敗しないために、作成してもらいたいイメージに近い事例が
YouTube等にあればそれを打診してみましょう。
また、希望に沿うような仕上がりを提供できる制作会社であるか見極めるためには
過去に制作した動画を見せてもらえるかも大きなポイント。
表現の特徴や強みを見ることができるので具体的なイメージがしやすくなります。
見積りの時点で費用が明朗かどうか
ありがちなのが、企画構成と修正作業における双方の認識のずれ。
最初に動画制作に充てられる予算を明確にし、しっかりと伝えておきましょう。
制作会社によっては、企画作成やシナリオ作成などが別料金の場合や、
二次利用に更に費用がかかるところも多いので確認が必要です。
また動画制作では修正や追加撮影といった想定外の事もしばしば起こります。
その際にかかる追加コストなど、
見積りの時点で費用が明朗なところを選ぶことが費用対策にもつながります。