実践できてる?動画PDCA

こんにちは、上野です。

12月に入り、時の流れが早く感じます…。さすが師走ですね…。

みなさま、今年制作した動画の効果はいかがでしたか?
動画を制作される際には、はじめにペルソナ設定をされているかと思いますが、
本当にその方たちに動画が見られているのか確認し、改善されていますでしょうか?
非ターゲットに何万回と動画を再生されても、マーケティング目標は達成できません。

YouTubeは圧倒的なユーザー数を誇る動画プラットフォームです。
近年では、YouTubeを活用した動画マーケティングを行う企業も多く見られます。

今回は、Youtubeアナリティクスを使った動画PDCAの活用方法をご紹介します。

 

youtubeアナリティクスを確認しよう

Webサイトのアクセス解析のように、youtubeでは動画のアクセス解析を行えます。
「YouTubeアナリティクスを知っているけど、触れたことがない」という方、まずはYouTubeへログインしアナリティクスの項目をクリックしてみましょう。

YouTubeアナリティクスへは、YouTubeアカウントへログインしクリエイターツールへ切り替える必要があります。
左のカラムにアナリティクスが表示されます。
クリックすると、アコーディオン式のメニューが表示されますね。

確認しておきたい項目

・ターゲットによる再生数

再生回数(視聴回数)はYouTube動画で皆様が一番気にされる数値ではないでしょうか。
パフォーマンス指標としてわかりやすいので、KPI目標にも設定されやすいですね。
しかし、何万回動画が再生されてもそれが非ターゲットでしたら何も意味がありません。

どのような層に動画が再生されているのか、確認し動画の効果を計測する必要があります。

下の画像は、とあるアカウントの管理画面です。
数値が折れ線グラフで見ることができます。

さらに詳しい数値を知りたい!という方は、

グーグルアナリティクスの画面右上にある、
「レポートをエクスポート」でレポート(cvsまたはエクセルファイル)をダウンロードしましょう!
グラフに記載されていない、より詳しい数値を確認することができますよ。

・視聴者維持率

グーグルアナリティクスのメニューから、
「絶対的な視聴者維持率」と「相対的な視聴者維持率」を確認してみましょう。

この2つの維持率ですが、YouTubeによりますと…

絶対的な視聴者維持率

動画のどの部分が最も視聴されているのかを知ることができます。絶対的な視聴者維持率の曲線は、動画の各時点での視聴回数を、動画の全視聴回数で割った割合を表します。

注: どの動画でも最初の 15 秒間に注意する必要があります。再生をやめる視聴者が最も多いのがこのタイミングです。

相対的な視聴者維持率

同じような YouTube 動画の視聴者維持率と比較することができます。動画で視聴者の注目をどれだけ維持できたかを、長さが同程度の他の YouTube 動画と比べた値が表示されます。

グラフ値が高いほど、自分の動画が他の動画の同じ期間に比べてより多くの視聴者の注目を維持できたことを表します。

…なにやら、むすがしい言葉ですが、
簡単に言い換えてみますと、

絶対的な視聴者維持率
視聴者がどれだけ動画を視聴し続けてくれたのか視覚的に示したもの。
最初の15秒で視聴者は動画を視聴するのか決めてしまいます。

相対的な視聴者維持率
YouTubeにある同じような長さの動画を比べ、
自社のアップロードした動画が平均より視聴されているのか、されていないのか比べることができます。
このグラフ値が高ければ高いほど、多くのユーザーを集めたことになります。

動画にはそれぞれ「視聴していただきたい部分」があります。
その「視聴していただきたい部分」はきちんと視聴されていますでしょうか。
動画の再生数はもちろん重要ですが、「見て欲しい部分が視聴される」ことはもっと重要ですね。

視聴回数<再生時間

実は…YouTubeにおいて動画が長い時間視聴されることはとても大切なのです。

youtubeは視聴回数よりも、
動画視聴時間を基準にオススメ動画や検索画面に表示しています。

なので…
長く視聴されている動画が視聴回数が多い動画になるのです!

たとえば、3分の動画が100万回10秒間再生されたのと、10万回120秒再生されたのでは、
後者の方が人気だと判断されます。

長く再生されている動画を「中身が詰まって面白い動画」を判断しているのかもしれませんね。

・埋め込み動画、関連動画からの流入数

Webサイトで紹介されたyoutube動画、埋め込まれている動画からの流入、関連動画からの流入を確認することができます。

ユーザーがどの関連動画からたどり着いたかを確認するには、YouTubeアナリティクスで対象とする動画を選択し、メニューの「トラフィックソース」を選択。「関連動画」から、参照元がどの動画かを確認できます(データには自社チャンネル以外の動画も含まれます)。

関連動画からの流入を増やすためには、何を行なっていますでしょうか?
関連動画からの流入に伸び悩んでいたら、まずタグを編集しましょう。

そもそもタグとは?
タグは、動画の「種類分け」です。
動画に関係があるキーワードを登録しておくと、ユーザーが適切な動画を探しやすくなります。

有名なユーチューバーの動画は、少なくとも20以上はタグの設定を行なっているようです。
多くタグを登録しすぎると、スパム扱いになってしまう可能性もございますので、
ご注意ください。

少しでも検索に引っかかる工夫が重要ですね。

・チャンネル登録者数

チャンネル登録者数を増やすことは簡単ではありません。
チャンネルの登録者だからといって必ず動画を視聴してくれるとは限りません…が、
チャンネル登録者は「埋め込み動画よりも再生時間が4倍も長い」のです。

さらには検索経由など能動的に動画を探している人よりも視聴時間が長いとのことです。

先に話させていただきましたが、再生時間が長いと検索結果や関連動画にも表示されやすくなります。
チャンネル登録者を増やすことで、視聴回数が増加する可能性があるのです!

まとめ

マーケティング動画は制作し完成させることが目的ではございません。
動画の効果があるのか、きちんと数値で確認し動画PDCAを回すことが重要です!

今回紹介いたしました、youtubeアナリティクスで狙っていたターゲットと、実際に動画を見ている層を確認し、 動画のメンテナンス・新しい動画を制作しましょう。

自社の製品・サービスの発展につなげていきたいですね。

参考URL:
https://creatoracademy.youtube.com/page/lesson/subscriber-advantage?hl=ja

http://www.movie-times.tv/study/how-to/5313/

http://dryt.red/archives/2759

http://douga-cafe.com/1558.html

https://makee-1.com/youtube/397/

DHRグループの制作部門チーム
Creative Communications(クリエイティブコミュニケーションズ)は、
“わかりやすく” 説明する動画制作サービスとして2012年にスタートしました。
“お客様目線”の動画制作に特化して培ったマーケティングツール企画構成ノウハウを活かし、多様な制作ニーズにこたえるトータルプロダクションです。
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