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動画制作におけるKPI設定とは?目的に応じた業績指標を設定しよう!

こんにちは!石田美穂です 以前、動画における企画書作成のポイントをご紹介いたしました。 動画制作においては打ち合せの時点で「目的」を明確にすることが最も大切ですが、動画マーケティングでは動画を制作して配信をしたら終わり、ではありません。 むしろそこからが始まりなのです。 動画広告を制作する際には必ず目的があると思います。例えば会社の認知度やイメージを上げたい!、売上や取引数を上げたい!など、目的達成ために動画広告は制作され、世の中に送り出されています。せっかく制作した動画も観てもらえないようでは意味がありません。そこで、動画配信後にその目的が達成されているのか、あるいは達成に近づいているのか効果を測定することも非常に重要です。 今回は、動画広告における効果測定をするためのKPI設定を学んでいきましょう。 KPI=重要業績評価指標とは KPIは、Key Performance Indicatorの略称で、日本語では重要業績評価指標といいます。Web関連のマーケティングを行ううえで、効果達成度を測定するために用いる行動指標として非常に重要であり、KPIを活用することでその効果を可視化、評価し改善を加えていきます。 動画マーケティングの目標を明確化しよう KPIとはいわば「最終的な目的を達成するための中間目標」です。 動画広告ではターゲット別に段階を踏んでアプローチする必要があり、目的を絞ったほうがKPIの設定がしやすく、マーケティングの効果も高くなるとされています。 目標により設定するKPIが異なり、間違ったKPIを設定してしまうと、正しい効果が見えません。 また、初めて動画広告を制作するときには、実際に配信してみなければ分からないという部分も多くあるかとは思いますが、制作する動画のクリエイティブも異なってきますので、予算と照らし合わせながら可能な限り目標となる指標を決めておくと動画配信後の改善プロセスが機能しやすくなります。特にどの目標を最優先するのかは、あらかじめはっきりとさせておきましょう。 動画広告では大きく分けて以下の目的に分かれます。 <認知> 認知とは、商品やサービスの存在を広く知ってもらうことです。 まずは、商品やサービスの存在を知ってもらわないとその後の検討も行動も何も始まりません。「潜在する顧客に対して、いかに商品やサービスを知ってもらうか」そこを目標とした動画広告となります。認知を目的とするKPIでは、広告がどれだけの数の人に届いているのかが重要で、以下の項目がKPIになります。 ・視聴回数…動画広告をユーザーが視聴、または再生した回数 ・インプレッション…動画広告が画面上に表示された回数(未再生もカウントされる) ・ユニーク視聴者数…動画を視聴した人数 <検討> 検討とは、商品やサービス価値を訴求し、購入検討の促進へつなげることです。 動画を使って商品やサービスを売り込もうとした場合、その商品を比較検討してもらうということが必要です。したがって、動画広告が顧客に対してどのくらい興味を引いているのかを測定することが重要となります。 ・視聴完了率…動画が30秒以上または完了まで再生された回数の割合 ・再生時間…動画の総再生時間・平均再生時間 ・ブランド関心度…GoogleやYouTubeの検索における指定したキーワードの検索数が、広告配信前後で変化したかをサーチリフトで測定する <行動> 行動とは、商品やサービスの購入や問い合わせ、メールアドレスの登録など、顧客の具体的なアクションを促進する=コンバージョンしてもらうことです。 行動促進の場合は、動画広告が顧客の具体的なアクションや売上へと結びついているのかの測定が重要になります。 ・クリック数…広告がクリックされた回数 ・問い合わせ件数…動画広告配信後の問い合わせの数 ・コンバージョン数…商品やサービスが購入される、会員登録されるなど、画広告で獲得した成果数・売上…動画広告を通じて得た売上 設定したKPIに応じて動画を解析しよう 適切なKPIを設定したら、動画マーケティングを開始してからの推移をチェックしましょう。 解析には、KPIに応じて適切なツールを使い分けましょう。 たとえば、Youtubeで配信する場合は「Youtubeアナリティクス」というツールがあります。 他にも、Webサイトでは「Googleアナリティクス」Facebookでは「ページインサイト」 といった無料で提供されているサービスの他にも、動画用の解析ツールは各社がサービスを提供し始めています。 動画公開後は施策の効果を検証し、実際にどの程度目標を達成できたのか、今後はどの部分が課題となるのかを洗い出し、そのうえで改善していくことが重要です。再生回数は勿論重要なポイントですが、それだけがすべてではありません。 競合他社と比較しても意味はない! 正しくKPIを設定することで、動画マーケティングの可能性はより高まります。 配信して終わり、ではなくそこから効果を測定し、次へつなげていくことがとても重要です。 また、ついつい競合他社と比較してしまいたくなってしまうものですが、そこに関しては正当な評価ができなくなってしまいますのでやめた方がよいでしょう。動画広告は目的によりそれぞれにKPIが異なるというお話をしてきましたが、競合他社の動画においても同様で、それぞれに予算も違えば動画の内容、尺、すべて違うのです。 […]

今注目のタテ型動画!マーケティングに取り入れるポイントとは?

こんにちは!石田美穂です! これまで、画像や動画といえばパソコンやTVで視聴するのが当たり前で、YouTubeなどの動画サイトでもヨコ型が主流でした。スマートフォンでそれらを視聴するときには、全画面表示にする場合は横に傾けたり両手で支えて持つ必要がありましたよね。 しかし、最近ではWebサイトへのアクセス、ショッピング、ゲーム、動画や画像の撮影から閲覧まで、すべてスマホひとつで済ませる人が爆発的に増え、縦型であるスマートフォンの画面サイズに最適化された動画が加速度的に流行り出しています。 縦型動画をマーケティングに取り入れる企業も少しずつ増えてきました。 とはいっても、縦型にも横型にもそれぞれに向き・不向きがあります。動画制作の際にはそれらを踏まえたうえでどちらがよいか選択しましょう!   縦型動画に向いているコンテンツとは? 縦型動画はフルスクリーンの情報量を片手で視聴することができる点にメリットがあります。 メイクやファッションなどの動画は、縦に長いことで全身を映せたり、表現の幅が広がったりそれによるインパクトを狙えます。 ライブ配信や自撮り風の映像では、視聴者との距離が近く感じられ効果的です。 その一方で、字幕や文字のテロップ、複数の人物や風景などの広いスペースを使う映像は、文字幅取れなかったり画面に収まらないため相性はいいとは言えません。 スマホユーザーの多くは、通学や通勤の移動時間や日常のちょっとした空き時間に動画を視聴していますから、サクッと視聴できる短尺のコンテンツと相性が良いと言えます。 ユーザーが視聴するシチュエーションを想定し、縦型の長所を活かせる動画設計にしましょう。 縦型動画を動画広告に活用するメリットとは? マーケティングという視点でいうと、縦型動画は「さも一般のユーザーが撮影、投稿したコンテンツであるかのように見える」という点がメリットとなります。 株式会社ジャストシステムの調査によると、Webサイト閲覧中に表示される動画広告について約8割の人が「不快感を感じることがある」そうです。 参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000293.000007597.html 広告を見せられるということに嫌悪感を覚えるユーザーには、「広告だから」という理由で、視聴する選択肢すらなく無視されるということもあるのです。 そこで、縦型動画の「一般ユーザーが投稿した動画コンテンツのような演出」が、その後の視聴完了率にも好影響が期待できます。 その場合敢えて画質であったりアングルも、スマートフォンで撮影したかのような、いわゆる素人っぽい映像にすることが多いようです。 タテ型動画に刺さるターゲット像とは? 縦型動画に関しては、ターゲットは完全にスマホユーザーとなります。 速度やデバイスの向上により、データ量の多い動画もスムーズに見られるようになりましたが、スマホ世代と呼ばれる若年層のユーザーは短い動画であればYouTubeも全画面にせず、縦に持ったまま小さい画面のまま見ているという調査結果もあります。 そのことからも毎回スマホを横に傾ける手間が面倒でなくユーザーが普段のスマホの持ち方のままで、フルスクリーンの動画を視聴できる縦型動画は自然に受け入れられ、今後も定番化していきそうです。 多くの動画配信プラットフォームが縦型に対応 SNSだけでなく、大手の動画配信プラットフォームも縦型動画に対応してきています。 動画配信サービス最大手のYouTubeはこれまで基本的に横型表示でしたが、利用者の約半数がモバイルでの再生になったことをうけ、縦型動画に対応しました。 日本でも、いろいろなサービスが縦型動画に対応しています。 日本初の縦型の動画配信プラットフォームとして有名なのは「C CHANNEL」で、ファッション、ヘアメイクといった短尺で縦型動画と相性のいいコンテンツを配信しており、若い女性に人気です。また、2017年に日本版がリリースされてから女子高生を中心に大流行している「TikTok」も縦を前提としています。 他には、日本でも浸透し始めている「ライブコマース」という分野。 各国共通でどの国も縦型動画で配信しています。ライブコマースとは、タレントやインフルエンサーがライブ動画を配信し商品をアピール、視聴者はリアルタイムでコメントや質問をしながら商品を購入できるという新しいEコマースの形態として注目されています。 特に中国でのライブコマース市場は非常に大きく、日本でも関連するアプリが続々とリリースされ、市場拡大が予想されています。 スマホが私たちの生活の必需品となりなくてはならない存在となった今、 これからも様々な縦型動画プラットフォームが登場し、今後さらに縦型動画の利用は増えていくのではないでしょうか。

顧客のエンゲージメントを高める!シリーズ動画の広告手法

こんにちは!石田美穂です 最近私はディスカウントでお買い物するのにハマっています。 いま「暗号通貨を使うだけでAmazonでのお買い物が割引になる」というサービスがあるんです。 すごい時代ですよね! 暗号通貨、というとまだ世の中的には創成期段階ですので、「専門用語が多くてなんとなく難しい金融商品」といったイメージを持たれがちかもしれません。確かに暗号通貨の技術設計自体は複雑で日々アップデートが繰り返されている分野です。 しかし、暗号通貨をつかった身近なサービスのその便利さやメリットをユーザーとして享受することに関して何も難しいことはありませんでした。 もはや暗号通貨は生活の一部、割引でのお買い物が私の日常になっています。 最近ではそんな私に影響をうけた兄や、なんと今や実家の両親までもが暗号通貨で割引のお買い物を始めたんだそうです。その気になる暗号通貨のお買い物のサービス、実は後ほど弊社での制作事例で登場しますのでお楽しみに! 動画広告の目的とは? プロモーション活動は企業によって目的や広告手法も様々です。 中でも、動画広告における目的としては大別すると①ブランディング②認知拡大③購買促進という3つの目的に分けることができ、いずれの場合もテキストや画像よりも多くの情報量を伝えられ、視覚と聴覚の両方に訴えかけることができるため、他の広告手法に比べて視聴者の意識に浸透しやすく印象に残りやすいという特徴があります。 また、近年はスマホやタブレットといったデバイスの普及に伴い、Youtubeのインストリーム広告をはじめとした「完全視聴した回数だけ課金」という配信モデルが多くなってきました。 動画自体の話題性が高いと、視聴者にシェアされることで広告が一人歩きするというメリットも期待できます。 そのため、動画を活用する企業はますます増えてきており、各企業ともそれぞれに様々な工夫を凝らした動画広告を展開しています。映像の中で特徴的な演出を取り入れたり、耳に残るような音楽や効果音を使用することで、より効果的な広告効果が期待できるためです。 ストーリー性があるものやインパクトが強いものなど、多くのパターンがあるなかで、 今回は複数の動画に渡って「シリーズで構成されている動画」が与える効果やメリットについて、紐解いていきたいと思います。 シリーズ動画は顧客のエンゲージメントを高める? シリーズで展開する動画には、複数回にわたり同じキャラクターが登場したり、毎回類似するシチュエーションであったり、動画どうしに関連性があります。単発の動画と異なるのは、回を重ねるごとに視聴者はシリーズ動画との接触数が増えていく点。 回を重ねるごとに視聴者もその動画内容の大まかな展開や内容を予想することができ、記憶に残るようになります。 これにはザイアンス効果とも呼ばれる「単純接触効果」という心理効果がはたらいています。 単純接触効果とは、文字通り、何度も繰り返して接触することにより、初めのうちは興味がなかったり苦手だったりしたものでも、次第に好感度や評価・理解等が高まっていくという心理効果のことをいいます。繰り返し見たり聞いたりするうちに、 「商品が好きになる」「商品内容の理解が深まる」といった良い感情が起こるとされています。 この法則は広告にも多用されており、ブランディングにおいてはブランドと顧客の質の高い接触機会をなるべく多く作ることで、顧客のエンゲージメントを高めることができるのです。 弊社での制作事例 では、実例を見てみましょう。 こちらは冒頭で紹介した暗号通貨を使って割引でお買い物ができるサービス、「Avacus(https://avacus.io)」のプロモーション動画です。 「暗号通貨の価値を日常の中で手に取れるマーケットプレイス」というテーマで、Avacusがある生活によって登場人物らの生活や人生観が変わっていくストーリーを2.5Dアニメーションで表現しています。視聴者が自分のこととして体感したように見えて、かつ親しみを持ってもらえるよう、敢えて暗号通貨の根幹となるブロックチェーン技術の説明など機能面での訴求を極力そぎ落とし「ひとつの新しいライフスタイルの提案」として見せることを意識しています。クライアントの世界観を特徴のある神秘的で心地いい音楽で具現化するとともに、敢えて他のサービスの色がついていない新人声優を起用したところもポイントです。 こういった「サービス」という商材をを表現するにはアニメーションが非常に適しています。 未来の街や、架空の空間、新しい暮らしなど、言葉ではなかなか伝えづらい将来的な指針まで、自由に創造することができ、なおかつ視覚的に直球で伝えられます。 Chapter1   Chapter2   Chapter4   Chapter5   「体験」がポイント?世界観を伝えるブランディングムービー ブランディングムービーとは、企業のコンセプトや、イデオロギー、プロジェクトに込めた想いや独自性を世の中にアピールし自社のブランディングにつなげていくための動画です。 コンセプトは、言葉だけでなく動画でも表現することで、伝わりやすさが格段にアップします。 たとえば、先ほどの「Avacus」の例ですと、「暗号通貨の価値を日常の中で手に取れるマーケットプレイス」という企業コンセプトがあり、もちろん言葉として意味はわかりますが、「具体的にどうやって暗号通貨の価値を手に取るんだろう?」とか、「それによってどう日常が変化するんだろう?」という疑問が湧きますし、人の数だけ描くイメージは違うはずです。 また、今までの生活を一変させるような新しいサービスや商品は、 その新しさゆえにメリットが理解されにくいという点があります。 そこを解決するのがブランディングムービーです。 暗号通貨に触れたことのない人でも、このブランディングムービーを見ると自分がまるでその世界を体験したように、Avacusのある生活をイメージすることができるはずです。

実写?orアニメーション?動画制作の表現手法と手法別にみる相場感

こんにちは!もう早いもので12月 暦の上ではディセンバーでもハートはサバイバー 石田美穂です! 前回は企画書の作成にあたってのポイントについてご紹介しましたが、 今回はより動画制作にかかせない「表現手法」というより具体的な部分にスポットを当てていこうと思います! 表現手法については弊社にも毎日お問い合わせが多く寄せられる部分でもあります。 「動画を作りたいけれど、実写とアニメーションどちらがいいんだろう?」 「どういう表現手法がうちの動画には適しているんだろう?」など、 特に初めて動画を制作する際には不安に感じるものですよね。 それと広告担当の方が特に気になる、制作会社に依頼する際の相場感というところもまとめました! それぞれ弊社での制作事例と合わせてご覧ください!   動画制作でのおもな表現手法 実写 現実の世界をありのままに切り取った実写は、 商品そのものの「モノ」としての魅力をリアルに伝えたい場合や キャストを使って商品・サービスの利用シーンを見せたい場合、 リクルートなら実際に働いている職場を見せたい、 社内インタビューを用いて会社の雰囲気を伝えたい という場合に適しています。 製作期間とコストについては、構成や演出の出演者のキャスティングなど 内容によって大きく変わります。 ロケがある場合は許可を取ったりスタジオ費がかかることもあります。 手配しなければならないものが多く、金銭的・時間的コストはかかる傾向にあります。 ■実写の種類と弊社での制作例 インタビュー撮影の制作例 おみせ応援プロジェクトというサービス紹介動画です。 利用者のリアルな声を盛り込んで、「私にもできるかも?」と感じていただけるような親近感を演出しました。 商品撮影の制作例   ファイバーレーザー切断機とダクト接合用具の商品PR動画です。 従来機と同時に作業をさせて動作や仕上がりの比較をしたり、従来の工法と比較して実際に作業をしている場面を見せることで それぞれの商品の性能や特色をわかりやすくアピールしました。 キャスティングありの制作例   スマホゲームアプリのCMです。ホラーテイストに仕上げましたがなかなかユーモアのある動画です。 個人的には「なんだとコラ!楽勝だわ!私の方がガッツリきれいガッツリキレイ」 というセリフがツボでクスっとしてしまいます(笑) キャスト有りの場合だと、出演者のギャラによって相場はピンキリとなります。 アニメーション 実写と異なるのはやはり縛りがなくイメージを自由に演出できるというところ。 また、必要のない情報をそぎ落としてシンプルに見せたい要素を絞ることも可能で、 言葉や写真だけでは説明が難しい商品やサービスの紹介に適しています。 例えば「サービス」は手に取ることができない商材ですが、実際の利用場面をアニメーションで表現した動画は、視聴者自身のこととしてまるで体感したように見ることができるため、内容への深い理解を促せます。 ■アニメーションの種類と弊社での制作例 […]

動画における企画書作成のポイント!誰もが共感する企画制作とは?

こんにちは!石田美穂です お気づきでしょうか? 実は先月からブログキャンペーンと勝手に題し更新頻度を上げて頑張っております! 意外にも(?)効果テキメンで、月半ばにしてアクセス数先月比なんと10倍を達成しました! 嬉しい~パチパチ~🎉 それだけ動画制作は今需要があり、多くの人に興味を持たれている分野であるということを再認識しました! そこで、これまで動画制作の大まかな流れをご紹介してきましたが、 より深く今回は「動画制作の第一歩」として 企画書の作成にスポットを当ててポイントやコツをご紹介していきたいと思います!   動画制作の事前準備(プリプロダクション)に 必要不可欠なもの ・企画書 ・シナリオ(台本) ・絵コンテ この3点となります。 外注の場合、事前の打合せでのヒアリング内容をもとに 企画書が制作されるのが一般的です。 弊社では、担当者が企画発案からシナリオ・絵コンテ作成まで ワンストップで行うことが多いのですが 制作会社によっては企画作成やシナリオ作成などが別料金の場合も多くあるため あらかじめ確認しておきましょう。 映像の制作は、いわば「形のないものを形にしていく」仕事です。 作品の完成前はモノが手元にないので、これから制作しようとしている作品が どういったモノになるのかというコンセンサスを形成することが 非常に重要であると同時に、それは容易ではありません。 例えば予算の承認ですと上司や関係先等に説明する必要があるでしょう。 そこで役立つのが企画書です。 撮影の前からどのような動画が出来上がるのかといった 最終的なイメージを全員と共有し、イメージのずれを最小限に抑えます。 制作工程においても、クリエイティブの方針を決めるにあたり 技術スタッフと認識を共有する重要なツールになります。 企画書作成のポイントとは? 企画書とは「企画の意図や趣旨、目指すゴール、アウトプットのイメージを提案するもの」 つまりは映像制作における全ての指針となるもの。 そのためまずは企画書をしっかりと作ることが制作の第一歩です。 企画は動画作品の良し悪しを大きく左右します。 また、どんなに素晴らしいアイデアであっても人に伝えることができなければ説得力はありません。 企画が通るかどうかは企画書の出来次第といっても過言ではないのです。 担当者は、クライアントが動画制作に至った背景、動画コンテンツに期待する効果、 最終的なゴールをお客様目線で的確に汲み取り、課題を顕在化させる必要があります。 それが土台となってはじめて、 プロならではの斬新な切り口や鋭い着眼点といったものが活きてくるのです。 企画書作成の際には、 ①何を成し遂げたいのか②誰に③何をどのように伝えるか […]

人財採用×動画マーケティング これが採用に効く動画!

こんにちは!石田美穂です。 今年も残すところあと2ヶ月ですね! さて、売り手市場と言われる今、採用で自社にマッチする人財を採用できるのかどうかは企業にとって大きな課題です。 一方、働く人にとっても、就職は自分の今後を左右する決め手とも言える人生の一大イベント。 例えば新卒採用マーケットでも、大学生が企業選択のポイントとして第3位に 「社風のよさ」が挙げられており、(2018年卒マイナビ大学生就職意識調査より抜粋) 雰囲気や、職場の様子といったなかなか言葉では伝えきれない部分こそが今では重要視される傾向にあります。 そこで、最近では採用活動にあたり動画を活用する企業が増えています。 応募を集めるための広告に動画を活用したり、説明会やイベントで動画を流したり、動画活用の用途は多岐にわたります。 つまり採用動画は、企業と働く人、双方にとってメリットがあり貴重な資料というわけなのです。 今回は弊社の過去事例と併せて「採用に効く動画」のポイントをご紹介します! 企業が動画を採用活動に活用するメリット 自社の存在を認知させ、ブランディングをはかることができる 優秀な人材を採用するためには、そもそも自社の存在を広く認知させる ということが課題となります。そこで動画の活用が有効です。 サイト上に動画をアップしたりあるいは合同説明会やイベントなどのブースで 動画を活用することができれば、他社との差別化にも繋がります。 ■弊社動画事例:株式会社ロキテクノ様「新卒採用向け濾過技術説明アニメーション」 こちらは、新卒採用活動の会社説明会用に制作された動画です。 濾過技術の優位性を学生でもわかる言葉と例で説明しました。 自社の強みを柔らかいタッチで伝えることで、説明会参加者の興味を惹いて有効エントリー数を増やす狙いがあります。 こういった技術的には難解な説明も、動画を活用することでわかりやすくなりますね! また、最近ではSNSや動画プラットフォームの利用が拡大していることから、SNS広告や、Youtube広告などに動画を活用してリーチを広げている企業もあります。 自社の魅力を映像や音声でよりわかりやすくイメージとして表現できる 転職時の企業選定理由や、採用関連で求める情報が多様化しており、 自社の魅力を伝える事に苦心される採用担当者も多いのではないでしょうか。 だからこそ動画が有効なのです。 どんな職場で、どんな人たちが働いていて、どんな風に仕事をするのかは気になるところ。 人や職場環境の雰囲気やその魅力を伝えるためには、 テキストや静止画ではどうしても限界があります。 選考過程で職場環境を全て体験してもらったり、社員に会って話をしてもらうことは必ずしも できるわけではありません。 動画であれば採用担当者の工数を最小限にして、かつ雰囲気を伝えることが可能です。 さらに、WEB上で見られるようにすれば 「いつでも、どこでも、何度でも」応募者が動画を見ることが出来るのも利点です。 ■弊社動画事例:グリーン警備保障株式会社様「アルバイトスタッフ研修用動画 業務連絡編」 こちらは応募者の継続率を高めることと採用担当者の負担軽減のために制作された動画です。 先輩社員の口から仕事のやりがいや苦労を伝えることによってリアリティが増し、 毎回30分程度かけていた説明事項をアニメーションに要約したことで採用担当者の負担軽減を実現しました。 どのように自分が仕事をしていくのかといった入社後のイメージが湧きやすい動画になっています。 採用のミスマッチを防げる 社員インタビューや職場の映像なども織り交ぜながら、 職場のリアルをきちんと伝えてあげるということが重要です。 辛さや泥臭さなど、実際に仕事をしていく上では厳しい業務もあるものです。 […]

一般的な動画制作のプロセスと外注選びのコツ

こんにちは! 11月になりましたね!みなさんは読書の秋、食欲の秋、 どんな秋ですか?私は勿論、動画の秋! 石田美穂です。 突然ですが、 鉄道広告の出稿単価は山手線がトップですが その山手線から「広告のデジタル化」という動きが今起こっているのはご存知でしょうか。 東京を走る山手線のE235系最新車両は 網棚のポスター広告が廃止されて、 それに替わってデジタルサイネージ(電子看板)が ずらっと設置されています。 山手線以外でも、最近の電車にはLCDが設置されていることが もはや当たり前の光景になってきましたね。 普段なら乗車中の暇をスマホを見て埋めている私ですが、 やはり動画広告には思わず目を奪われます。 そのままうっかり乗り過ごしてしまいそうになることもしばしば(笑) ネット広告市場には追い風が吹いており、 これからますます動画広告は需要拡大が見込まれています。 以前、動画制作を外注する際の料金相場と外注する際の注意点について https://craftclip.jp/blog/outsourcing_point 記事にしましたが、今回は続編ということで、 実際にビジネスで使用する動画を外注で制作するプロセスを ご紹介していきたいと思います!   動画制作のプロセス 1.打合せ 動画は企業の認知拡大やブランディングにも大変効果的ですし、 WEBサイトに誘導してコンバージョンの獲得を狙うことも可能です。 制作するにあたって、まずは動画を作成したいと思った背景や目的、 その目的達成のために動画にどのような役割を持たせるのかを 予め打合せの時点で明確にしましょう。 例えば、ブランディングに動画を活用したい場合は 抽象的でも世界観が伝わるようにメッセージを発信する必要がありますし、 認知拡大を狙うのであれば企業名と動画の内容がセットで 視聴者の意識に残るように特に気を付けながら・・ など目的に合わせて作成する動画の種類を決定したり 全体のストーリーを考えていく必要があります。 また、制作にかけることのできる予算や、 取扱うビジネスの内容、競合他社との差別化ポイント、 視聴者にとってそのサービスや商品を利用するメリットや強みなども 担当者に伝えておくと制作や企画への落とし込みがスムーズになります。 担当者はお客様目線で、ヒアリングの内容からクライアントの意図を読み取り、 的確なプランニングをすることが求められます。 動画制作が成功する最も重要な要素は「良い担当者に出会えるか」に かかっていると言っても過言ではありません。 […]

急拡大を続ける動画マーケティング市場!効果的に動画をSNSに活用しよう

最近チーズが豪快にとろける系のお店が多いと思いませんか? ラクレットチーズとかチーズダッカルビとか・・ 目の前にしたときにインパクトが抜群でSNSにアップしたくなりますよね。 かくいう私もSNS中毒者で、もれなくムービーを撮って投稿しました(笑) こんにちは!石田美穂です。 流行語にもなった「インスタ映え」は外食産業のトレンドであり もはや集客における新基準なのだそうです。 SNSユーザーは動画や写真を投稿するために、外食や旅行などの 消費行動をとっているということが多いという調査結果もあり 飲食店では味だけではなく、SNSでの拡散を意識した見栄えの良いメニューを 積極的に取り入れているそうです。 インスタだけではなく、FacebookやTwitterなどのSNSプラットフォームは、 動画や写真を楽しんだりあるいは気軽に交流をするツールとして もはや生活に欠かせないものとなり、利用者は増加の一途をたどっています。 企業も広告やブランディングに積極的にSNSを活用する機会が増えてきました。 そのなかでも、動画コンテンツは特にユーザーの目を引き、 マーケティングやブランディングに大変効果的だとされています。 みなさんも動画を見て商品に興味が湧いて購入ページにアクセスしたり なにか購入を検討している場合にYouTubeやSNSで動画を検索してみたりした、 そんな経験はありませんか? 企業による動画の活用方法は商品の広告だけにはとどまりません。 今回は、そんな動画をSNSマーケティングに有効活用するためのポイントをご紹介します!   今さら聞けない!動画マーケティングとは? 注目を集める「動画マーケティング」最近よく耳にするという方も多いのではないでしょうか。 動画マーケティングとは、Webサイト上で映像コンテンツを活用し、 企業や商品・サービスのマーケティングに動画を用いる手法を指します。 ここ数年、スマートフォンやタブレットといったデバイスの普及と多様化、 通信環境などのインフラの改善や定額制の通信料金が一般化するなど、 生活者がどこにいても動画をストレスなく見るための環境が整ったと言えます。 同時に先に述べたようなSNSプラットフォームが加速度的に浸透し、 今では生活に欠かせないものとなりましたよね。 動画は、見るだけではなく拡散される時代になったのです。 とはいえまだまだ歴史が浅い分野でもあります。 よって今後ますます動画マーケティングは様々な業界から注目を集めていくことでしょう。 SNSを使った動画マーケティングのメリット いままでは何かを調べようとするとき、 情報源としてGoogleなどの検索エンジンを使う生活者がほとんどでしたが、 今ではSNSで情報を集めるという人が増えているそうです。 SNS上のマーケティングでは、 いいねやリツイートといった「共感」を マーケティングに取り入れられることが大きな特徴です。 知名度が低い企業でも、多くのユーザーから共感を得ることで、 企業に対する認知度アップや好感度の向上を図ることができるのです。 既存のメディアと異なるのは主体がユーザーであるということ。 […]

プロも使ってる!動画に使われるフリーフォント7選

こんにちは! もうすぐハロウィン! 渋谷のDJポリスが話題になったあたりから、 数年で一気に国民的イベントになった感がありますね。 私も今年は仮装にチャレンジしてみようと計画しています。 やっぱりゾンビが定番かな?石田美穂です! さて、最近では無料の動画作成ソフトなんかもいろいろ出てきて、 作成した動画をを公開するサイトも増え 動画もまたハロウィン同様に、ここ数年で一気に プロ・アマ問わず身近なものになりましたよね! そこで四六時中動画ばっかり作ってる動画オタク的 動画づくりに役立つコツなどを このブログで複数回に分けてご紹介していけたらなと思っています。 今回はテロップや字幕といった、文字が動画に与える効果と プロも使用するフリーフォントをいくつかピックアップしてみました! 弊社の動画制作実績もあわせてぜひご覧ください!   動画に彩りを添える「フォント」 動画にテロップや字幕といった文字をつけることで、 観る人に与える情報力が圧倒的に増します。 今はスマホやタブレットで気軽に動画を観られるようになりましたから 外出先での視聴する場合も意識して、無音再生でも内容がわかるよう、 音声が聞こえても聞こえなくても動画が理解できるように配慮する必要があります。 ビジネスシーンにおいては、展示会や店頭映像などの広告でもテロップは活用されます。 展示会では、音声制限がある場合やブースや来場者の賑わいで 音が掻き消される場合などを想定し、インパクトの演出や来場者に足を止めてもらう目的で テロップを活用しているのです。 その際に、色々なフォントを取り入れることで、 動画内の発言でやメッセージを強調したり 雰囲気やイメージを視聴者へダイレクトに伝える訴求力の高い動画をつくることができます。 皆さんもぜひ映像の雰囲気に合わせた視認性の高い、見やすいフォントを選びを心がけましょう! ミスマッチしたフォントを選んでしまうと 途端に素人っぽさが全面に出たチープな映像になってしまったり、 本来伝えたかった雰囲気が出せなくなってしまいます。 結果、それだけで見る気が起きない=再生数が伸びない ということになってしまいますので気をつけたいところです。 視認性の高いフォントとは 視認性、というふうに先述しましたが、 動画に適したフォントとあまり適さないフォントがあります。 見やすいかどうか、ということですね。まずはその違いから見ていきましょう ゴシック体・明朝体の違い 日本語フォントの主要代表格のこの2つ 最近では色々なフリーフォントが出ていたりしてバリエーションも豊富です。 ゴシック体(欧文フォントでいうサンセリフ体) 縦横の太さが均等、装飾がない […]

動画制作の料金相場と外注するときに気をつけるべき注意点3点

こんにちは! 10月に入り肌寒い日が増えてきました すっかり秋ですね!石田美穂です。 さて、昨今動画メディアはスマートフォンやタブレットといったデバイスの普及によって 生活者により身近なものになり、今日では マーケティングやブランディング戦略に動画を活用する企業が圧倒的に増えています。 動画はテキストや静止画像と比べ 圧倒的な表現力があり、豊富な情報量を瞬時に伝えることが可能で、 ときには短い文章で表現するより映像や音楽を使ったイメージとして伝えた方が 受け手の意識へ浸透しやすい場合も多くあります。 ビジネスで使用する動画制作の場合、 わずかな映像のクオリティの差が大きな成果の違いへつながるため 制作会社へ外注するのが一般的、かつ効率のいい近道です。 外注するメリットとしては、プロダクトを作っている側の目線ではなく お客様目線の訴求ポイントを探れること。 また、社内で内製を試みるよりも時間やコスト面で効率的であったり、 動画制作会社ならではの斬新な手法や動画そのもののクオリティが期待できます。 では、そういった動画制作の料金相場と、外注する際に気をつけるべきポイントとは どういったものなのでしょうか? 動画制作の料金相場とは? 動画制作の料金相場ははっきり言ってしまえば制作会社によってピンキリで 同じ目的で使用する動画を作る場合でも、ある制作会社が20万円で請け負うとき 別の制作会社に頼むと100万円を超えるというよう場合もあることでしょう。 しかし、20万円で請け負う会社が極端に安いわけでも、 100万円を提示した会社が必ずしも高いというわけでもありません。 それぞれ金額に含む作業工程が異なるために予算に大きな開きが生じているものと推測されます。 動画制作は、企画の発案、構成や台本作り、撮影、音楽やナレーション録り、編集、修正、 と様々な行程と要素が複雑に入り組んでおり 内容に関してもキャストのありなし、ナレーションのありなし、CGやアニメーションのありなし等それぞれどの程度のクオリティーにするかによっても費用は大きく異なります。ですので、それなりのクオリティーの動画を制作するにはある程度コストがかかると考えておく必要があるでしょう。 表現や品質へのこだわりが高ければ、その分コストも高くなります。 その上で発注側の予算を考慮しながら適切なディレクションができる制作会社を選ぶことが重要になってきます。 外注する際に気をつけるべき注意点 動画制作の目的、期待する効果やターゲットを明確に伝えておく ①誰に②何を伝えることで③何を成し遂げたいかの明確な指標ははっきりとさせておきましょう。 何を目的に動画を制作し、それによってどのような効果を上げることを目標としているのか、 どのような人たちにアプローチすることを狙っているのか。 動画制作を外注する時は、担当者と目標を共有することがとても重要です。 制作中にも進行状況に応じて、希望する動画の内容に沿っているかを 頻繁に確認するようにしましょう。 制作内容の企画・発案、シナリオの考案など0から任せられる担当者であるか 動画にはストーリー性を持たせることも重要なポイントです。 コンセプトやメッセージだけでは広告色が強い動画になりすぎてしまい 期待する効果が発揮されないどころか不快感をも与えかねません。 その点、起承転結がある動画は、次の展開を期待させ見る人を飽きさせず 最後まで視聴してもらえるのです。 […]

動画制作用語解説〜アニメーション編〜

こんにちは、石田です。 みなさまは、アニメーション動画を制作する際に表現手法はどの段階で、どのように決定していますか? 「3Dにしてみようかな…」 「今回はホワイドボードアニメーションにしてみようかな…」となんとなく決めていませんでしょうか。 アニメーション動画の表現方法についてのご相談は毎回ほとんどのお客様よりいただきます。アニメーション表現にも様々な表現があります。それぞれのアニメーションの特長を知ることで自社のキャンペーン動画をどのテイストで作成したら良いか考えることができます。 今回の記事では動画制作用語解説第一回目としてアニメーション表現の種類について詳しくご紹介させていただきます。 アニメーションとは まず、最初にアニメーションとは何か、言葉で確認しておきましょう。 アニメーションとは、 様々な手法によって作成された動画表現の総称です。絵や人形などを少しずつ変化させ、1コマずつ撮影し、映写によって被写体が動いているように見せています。 ビデオカメラやコンピュータグラフィックを用いることもあります。 完成した動画は、動画データとしてコンピュータ上に作成されます。 そのデータを細かく見ていくと、一枚一枚切り取ることができる静止画の塊なのです。 1コマまたは数コマずつ動かして、動いているように見せる手法のことです。 アニメーションは、現実にはない動きで視聴者にインパクトを与えることができます。 サービス動画では、抽象的なイメージを使用することで、わかりやすく可視化することができます。 アニメーション制作は、実際に物を撮影する訳ではないため、素材の作成から始まります。 デザインによっては制作期間が長くなる可能性もあるので、注意しましょう。 モーショングラフィックス モーショングラフィックとは、絵や図形・グラフ、写真を動きやことをつけた「動くグラフィックス」のことです。動画である映像表現と静止画像のグラフィックデザインの中間に位置する表現方法だといえる。表現方法は多岐に渡ります。 加工に使用されるソフトとしては、Adobe After Effectやフラッシュが有名です。 キャラクターアニメーション フラットで簡略化されたイラストは視聴者に親しみを感じさせ、感情移入がしやすいです。 商品の世界観・ブランド感を表現しやすい手法です。 動画で使用したキャラクターデータは他の動画・Webサイト、チラシなどの販促物にも使い回せるので、長期的な施策にもバッチリです。 もちろん、すでにキャラクターがいる場合はそのキャラクターをアニメーションすることも可能です。 モーショングラフィックスを使用した キャラクターアニメーション制作事例 動画名:フラハちゃんのお家 制作手法:2Dキャラクターアニメーション オカトミ様 インフォグラフィック動画 インフォグラフィックは、情報、知識、データを視覚的に表現したものです。 アニメーションすることで、図やグラフの数字などの内容が受け入れ安く、視聴者の興味を引くことができます。本当に伝えたい情報を精査し、整理することが重要です。それに見合うデザイン制作が必要になります。 モーショングラフィックスを使用した インフォグラフィック動画制作事例   動画名:ASSET DIRECTION 制作手法:2.5Dアニメーション 三菱アセット・ブレインズ株式会社様 ホワイトボードアニメーション ホワイトボードに板書しているような演出が特徴的です。余計な状況を説明せず伝えたいものだけ表現することができます。難しい製品の説明、サービスの説明動画で選ばれることが多いです。 […]

動画の効果測定はどうやる?見るべき4つのポイント

こんにちは、石田です。 今年の夏は一段と暑いですね。 ニュースでも連日猛暑の報道があっていますね。 みなさま、熱中症には十分にお気をつけください。 さて、今回は動画の効果測定についてお話してまいります。 「動画制作は作って終わり」では無いですよね。 以前、YouTubeアナリティクスを活用した動画PDCA法をお伝えしましたが、 今回はそもそも動画マーケティングとはなんだろう、そして最大限に動画を活用するには何をしたらいいのかご紹介させていただきます。 動画マーケティングの概念と必要性について 動画マーケティングを理解するにはまずマーケティングという言葉をを理解する必要があります。マーケティングといえば…市場調査、商品やサービスの販促活動などが考えられます。これらは、マーケティングの一つの手段です。 マーケティングとは簡単に言い換えてしまいますと「営業しなくとも、物やサービスが売れる仕組みる作ること」でしょうか。「マーケティングの理想は販売を不要にすること」とかの有名なピーター・ドラッカーは言説しています。自然にものが「売れてしまう」状態にするようはたらくことがマーケティングなのです。 では、動画マーケティングはどうでしょうか。「自然に売れてしまう仕組みを作るための動画」と捉えることができます。 動画は、紙・Webページと比べ圧倒的に情報量が多いメディアです。文面だけでは伝わらないことも、動画にすることで理解度が上がります。 動画広告といえば「テレビCM」と考えられていた時代、動画マーケティングを取り組めたのは予算が潤沢な大企業だけでした。 オンラインでの動画公開が普及し、比較的安価で制作できる環境も整い、現在だと中小企業でも容易に動画マーケティングに取り組むことができるようになりました。 オンライン動画広告や、SNS、自社サイト等でWeb動画にいつでもアクセスできます。Web動画とは、いわばネットでいつでも商品・サービスの価値や情報を伝えてくれる営業マンです。顧客にアプローチし続けているんです。 スマートフォンで動画が視聴されることがほとんどなりネットでのアクセスは容易になりました。マーケティングの施策として動画制作に取り組む企業様も日々増加しております。 効果測定から最適化までの4つのポイント 目的の明確化 動画作成後、運用していくにあたり目標値(KPI)をマーケディング関係者は設定されているのではないでしょうか。 しかし、その数値は何を元に判断しているものでしょうか。 動画制作は「目的の明確化」から始まります。 何かバズりそうだから、人気が出そうだからという理由だけでは、効果は期待できません。 どのような人に見てもらいたいのか、ターゲットを設定する必要があります。 ターゲット設定は動画制作のスタート地点であり、かつもっとも重要なポイントになります。ターゲットの層に応じ、目的を達成するに最適なコンテンツの種類を考えて見ましょう。セールスファネル別に、視聴者層を確認して見ましょう。 引用・参考 https://mag.sendenkaigi.com/senden/201601/creative-basis/006973.php https://webtan.impress.co.jp/e/2016/03/30/22366 https://www.movie-times.tv/study/how-to/6834/ 動画は、多くの情報を盛り込むことのできるメディアですが、商品やサービスを0から100まで全て伝えることは難しいです。 視聴者にはステータスがあります。上の図ではステージ1〜ステージ4まで層を分けてみました。 ステータス層に合わせた動画を制作することで、目標にするKPIも決定しやすくなります。 ステージ1:ターゲット層 これから商品やサービスについて触れる視聴者のことを指します。動画広告やバイラル動画からの流入も多いでしょう。 多くの人に関心を持ってもらうための動画です。 ステージ2:潜在顧客 潜在顧客は、商品・サービスへある程度の理解があり、興味がある段階です。 こちらがアプローチしていけば見込み顧客にもなりうる層です。 ステージ3:見込み顧客 商品・サービスに対して資料請求やお問い合わせ等のアクションを起こしたことのある層を指します。「お客様の声」や「導入実績」は自身が商品・サービスを導入した際のイメージがつきやすくおすすめです。 ステージ4:顧客(ファン化) 既存顧客へのアプローチも可能です。 商品・サービス導入後のサポートや、アップデートを使用すこととで簡潔に伝えることができます。 また、新商品・サービスの紹介動画は顧客との交流にも使用することができます。 あなたが今作成しようとしている動画のターゲットは、どのステージでしょうか。 […]

動画制作を外注?内製とのメリット・デメリット

こんにちは! あっという前に6月、もう今年も半年が過ぎようとしていることに驚きを隠しきれない石田です。 今回は趣向を変えて、せっかく動画制作に興味を持っていただいている読者のみなさんに少しでもお役に立てるよう「動画製作を検討する前に知っておきたいこと」を3本の記事に分けてお送りしていきたいと思います! みなさんご存知の通り、映像には、高いプロモーション効果があります。たとえばテレビCMの効果は昔から流行を生むくらいの影響力があり、最近では、YouTubeやInstagramなど個人に訴えかけるSNS広告も新たに誕生しています。若い世代を中心にSNS利用者はどんどん増え、これからますます動画制作が企業の戦略としても重要になってくるでしょう。 動画制作とは動画を撮ることですから、スマートフォンが当たり前になった今、実は誰にでもできてしまうことですよね。にもかかわらず、実際には外注している企業が多く見受けられるのはなぜでしょうか?それはやっぱり外注することにメリットがあるからです。 今回は、動画制作を外注すること、内製することそれぞれのメリット・デメリットについてお伝えしていきます!   動画制作をする目的 動画制作を外注すること、内製することそれぞれのメリットデメリットをみていく前に、そもそもなぜ動画制作をするのか?ということについて考えておきましょう。 企業が動画制作をすることの目的は、一般的に大きく二つあります。一つはもう読者のみなさんもお分かりの通り自社の製品やサービスの認知度を高めるため、いわゆる「宣伝のため」ですよね。 もう一つは「ブランディング」です。(「ブランディング」ってなに?を語りだすと別記事が作れてしまうくらい奥深いので、そこは割愛させてもらいますね) 本当にこの二つは面白いくらい動画と相性が良いんです! 相性の良さを知っていただくには、紙ベースでの広告との比較が分かりやすいかと思います。 例えば、CMと雑誌の広告に同じ化粧品の宣伝が出ているとします。どんなに雑誌にその化粧品の成分の良さが書いてあったとしても、読者が積極的に「読もう」と思わなければその情報は読んでもらうことはできません(だからこそ、ぱっと見のキャッチコピーや一枚絵の印象一発勝負!という潔さには感服します)。 対して動画は、意識して「見よう」と思わなくても、なんとなく流し見ができてしまったり、複数の場面を挿入してストーリー展開ができたり、音の情報を掛け合わせて世界観に奥行きを出したりすることまで!できるのです。 さらにSNSを活用すれば何度もいろんな媒体を通じてターゲットへアプローチをかけることもできるので、無意識の中で視聴者の記憶に残り、「なんとなく手に取っていた」、「なんとなくその企業の好感度が上がっていた」という結果が生まれやすいのです。 また、例としてあげたような商品やサービスだけが動画になるわけではありません。たとえば会社自体の宣伝や、社会貢献活動などの取り組みを紹介する動画、リクルート用として社員のインタビュー動画もすでによく目にしますよね。 他にも、社内教育のために動画を活用する企業も増えています。内容は本当に様々なものがありますが、特に医療や研究などの専門領域でのレクチャー動画は、オススメです。 一度動画を制作すると、何度も同じことを伝えるための時間を割かなくてよくなるので、人件費の削減に繋がりますし、知識や技術の均質化を図れますよね! 2.動画制作を内製化 ではここから、動画制作を内製すること外注すること、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきます。 2-1.内製化することの目的 映像制作を内製化する目的として一般的なのは、予算の削減ですよね。動画を作りたい!と考えた時に、真っ先に心配になるのがコストであることは当然のことかと思います。 外注は「プロの目線と経験」がその品質に反映されるので、ニーズをヒアリングした上で予算が少ない場合には率直にご提案をすることもあります。自分たちで制作すれば、プロフェッショナルとしてのコストはかかりません。 2-2.内製化のメリット 動画制作の外注費は内容や尺(長さ)によって変わってきますが、どんなものでも10万円以上はかかるのが相場じゃないかな?と思います。 内製すればもちろんその外注費が0になるので、単純コストは大幅に下げられます。 また、内製化には、情報流出の心配が少ないという強みもあります。外注する場合、たとえばそれが新商品の宣伝だとしたら、未発表の商品情報を外注先に見せる必要があります。最悪の想定ではありますが、社外に情報が流出してしまう可能性がゼロという断言はできないですよね。内製であれば、そのリスクを最小限に抑えることができます。 さらに狙いが明確になるということも、内製のメリットといえるかもしれません。 ターゲットは誰?どんな動画を作りたい?その背景は?・・・など、社内の統制が取れていることがもちろん前提ですが、細かな、けれども重要なポイントで認識のずれが生じにくいことは大きなメリットですよね。 2-3.内製化のデメリット デメリットはやはり品質にあります。外注する場合には、品質が極端に低いということはやっぱり起こりにくいです。(私たちもお客様から「自分たちではできないような技術を取り入れてくれた」、「客観的な視点を提案してくれて効果的なアプローチが発見できた」と感謝していただくことが多くあります) 内製で品質を補おうと、映像制作のための人員を補充したり、要所要所で結局外注をしたという声が聞こえてくるのも現状です。映像制作をする中で、こんなことがしたい!というアイデアは思いが強いほど出てくるものですよね。急ごしらえの映像制作チームでは技術不足・・・となれば、やはり外注するしかなくなります。そうして外注費が積み重なっていくなら、最初から全部外注していたほうが安かったのでは・・・となることも実際にあるのです。 3.動画制作を外注化 続いて、外注することのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。 3-1.外注化する目的 動画制作を外注することの目的は、ほとんどの場合より高い品質のものを作るためでしょう。品質が低くても良い、逆に親近感を感じてもらうために品質にはこだわらないのであれば、スマートフォン一つあれば十分ですよね。 あえてコストをかけて外注するということは、自分たちでは実現できない表現・技術を求めているということだと思います。 実際高い品質の動画のほうが、明らかに低いものよりもターゲットに与える効果は大きいでしょう。YouTuberのようにコンテンツの中身や量とスピードを重視する方法ももちろん戦略として確立されつつありますが、「動画制作をする目的」の章で事例として挙げているような動画を求めているのであれば、外注した方が確実だということがいえます。 3-2.外注化することのメリット 外注をすると、内製よりも高い品質のものができ上がることが圧倒的に多いでしょう。もちろん、どこに外注しても必ず納得がいくものが出来上がるという断言は残念ながらできませんが、しっかりとポートフォリオを見て、求める品質のものが制作できそうであるか?を確認してから外注すれば、より満足のいく品質になる可能性は高くなります。 外注のメリットはそれだけではありません。実は本数によっては、外注のほうがコストを抑えられることもあるのです!たとえば1本だけ動画を制作したいという場合に、たった1本のために映像制作のチームを持つことは・・・人件費はもちろん、機材のコストもかなりかかり、現実的には考えにくいのではないでしょうか? また、構成が似ていたり、同じ場面を途中まで流用できる場合など、外注した方が結果として安くなることもあるのです。 そして、外注の場合は予算がはっきりしていることもメリットかなと思います。自分たちでチームを組む場合、機材や人件費の実質コストなど、費用がどのくらいかかるのか事前にはなかなか見えづらいですよね。外注の場合は、「1分いくら」などと値段がはっきり提示されます。品質を担保しながら、コストが安いところを比較して探すこともできます! 3-3.外注化することのデメリット […]

トレンドのシネマグラフでCTR増加!?事例と効果を徹底解説

こんにちは!石田です。 4月に入ってから、とても暑いですね…。 気温の落差で体調を崩さないよう、みなさまお気をつけください。 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回はシネマグラフの話をさせていただきます。 シネマグラフは2016年ごろにトレンドになった手法ですが、まだまだ注目を浴びています。   1.シネマグラフとは? シネマグラフと言う手法はご存知でしょうか。 シネマグラフは「動く静止画」とも言われています。 いわゆるGIF動画(GIFアニメーション)ですが、シネマグラフは静止画の一部に動きを取り入れています。 2016年あたりからじわじわと増えてきており、現在もシネマグラフを使用する企業・サイトが多くございます。 2.シネマグラフのメリット 「わざわざシネマグラフにしなくてもいいじゃないか!」 と、言われてしまいそうですのでシネマグラフのメリットについて考えて見ました。 ファイルが軽いためページ速度が上がる 最近では、Webページに動画を使用することも多くなりましたね。 しかし、環境によっては動画を再生できなかったり、動画のサイズが大きすぎてうまく再生できていなかったりしてしまいます。 それでは、ユーザーがページから離脱してしまうかもしれません。 前章でお話した通り、シネマグラフはGIFアニメーションです。動画より格段にファイルサイズが軽くなります! 作るのが難しくない シネマグラフの制作はそこまで難しいことではありません! 素材さえあれば動画編集ソフトや、フォトショップで簡単に制作することができます。 最近では、シネマグラフ制作の専門アプリもあるので、そちらもチェックして見てください! Instagram等のSNSへ共有も簡単です。 注目されやすい シネマグラフはWebサイトのTOPページで使用されることが多いですが、最近ではWeb広告で使用されることも多いです。 その利点は、「注目されやすい」ことにあります。 ユーザーが広告慣れしてきているので、注目される工夫が必要です。 3.シネマグラフをバナー広告に使用した際の効果 シネマグラフの作成ツールを提供しているFlixel Photos Inc.が行った調査では、A/Bテストの結果、シネマグラフを使用したバナー広告は静止画の広告の5.6倍クリック数があったと報告しています。 シネマグラフはユーザーの目に止まりやすいことがわかりますね。 4.シネマグラフを使用した実例 ザ・ドッグデイズ http://thedogdays.jp/ 犬用ウォーターサーバーのサービスサイトです。 背景の水面だけに動きをつけています。 イラストレーター酒井真織さんのポートフォリオサイト http://maorisakai.com/ こちらはイラストレーターの酒井真織さんのポートフォリオサイトです。写真のシネマグラフではなく、イラストのシネマグラフです。また変わった見え方がしますね。 コカコーラ コカコーラの公式インスタグラムの投稿です。 無限にコーラがコップへ入っていきます! […]

>DHRグループとは?

DHRグループとは?

弊社は最先端のテクノロジーと誰もがワクワクするビジネスの企画力に強みがあり、Creative Communications(クリエイティブコミュニケーションズ)は映像・WEB・広告といったデジタルマーケティングの専門部門です。
私たちは2012年に「むずかしいをわかりやすく」をテーマに、お客様目線で視覚化することに特化した動画制作サービスとしてスタートしました。
大手企業様からベンチャー企業様まで多くのオンラインサービスに携わらせていただき、マーケティングツールの企画構成から導入や運用支援に至るまでのノウハウを培うとともに、1000社以上の企業様へサービスをご提供させていただいております。
現在では、様々な制作ニーズに応えるトータルプロダクションとして業種や業界を問わず幅広いクリエイティブを手掛けています。

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